2009年11月3日のブログ画像
寒くなってきた話だと思われる。
1枚目の画像から察するに、
母が送ってきたちゃんちゃんこの話だと思う。
母が紺の絣のちゃんちゃんこを送ってきてくれた。
それのお礼に実家に電話をした時の話。
この頃は祖母も元気で母と祖母はよく二人で連れ立って、
しまむら的な衣料品店に買い物に行っていた。
そこで私に贈るちゃんちゃんこを買ったのよ、と電話口で母は言っていた。
その後、祖母に電話を代わり話していた時に祖母が嘆いていた。
母はキティーちゃん柄のちゃんちゃんこと、
紺の絣のチャンチャンコを持って真剣に悩んでいたという。
そして祖母に
「あの子はどっちが似合うと思う?」
と聞いてきたらしい。
祖母は呆れて
「あんたにとっては可愛い娘かも知らんが、世間的には30歳を越えた中年や。
キティーはあかん」
と言い紺のチャンチャンコを無事お前に届ける事ができたと安堵していた。
私も冷静な祖母の判断にすごく感謝をした。
10年前の出来事なのだがすごく昔のことのように感じるし、最近の事のようにも感じる。
チャンチャンコは毎年冬になると着るけど、もう祖母は死んでいない。
これが年を取るという事なのか。